がむしゃらに働いて、気づくとリーダーにプレステージプランニングとの出会いは偶然でした。ある企業に面接に行ったところ、「この会社が向いているのでは?」と紹介してくださったのです。面接を受けたところ、面接官の方の質問が鋭く、とてもユニークな会社だと思いました。企業理念を聞いたとき、自分にぴったりだと思いましたね。自画自賛ではありませんが、私は他の人よりも、相手の考えていることや、求めていることを察知できるところがあるんです。社内の雰囲気もなごやかで、自分に合っている気がしたので入社を決めました。入社後は、同期の3人と夜遅くまで見積りを作成し、がむしゃらに働いていたのですが、役職が上がり、後輩が困っていることや、業務で気になる部分をフォローしているうちに、今の立ち位置になっていました。周囲の相談にのったり、トラブル解決のサポートをしたりと、裏方の仕事のほうが性に合っていると思います。プレステージプランニングは教育制度が充実していて、私が入社した当時は、1年ごとに1、2日間をかけて、幹部候補研修がありました。基本的な概念や考え方は研修で教わり、大変身になったので、部下にも伝えるようにしています。色味ひとつが重大なクレームに繋がる床材のクッションフロアの張替えの見積りをして施工したときのこと。仕上がってみると、元の色味と違っており、張り替えになってしまったことがありました。色味ひとつが重大なクレームに繋がってしまい、自分の不甲斐なさに落ち込みましたね。また、入居後に壁紙の凸凹が気になるとクレームがあり、現地に出向いて修繕日まで決めたのですが、当日、職人さんから「家具が多くて工事ができない」と言われ、帰っていただくことになりました。自分の段取りの悪さが露呈してしまったわけです。こうした苦い失敗も、今に生きています。重要な仕事を任されていることを自覚し、責任を取れる仕事ができる人間になろうと思うきっかけになりました。一時しのぎで物事を考えるのではなく、長期的な視野を持つように心掛けるようになったのは、こうした経験があったからです。ここは、確実に大きく成長できる場所業務量が多いと、どうしてもミスをしがちです。「仕事量が多いのだからミスは仕方がない」と自分勝手に解釈していた時期もありましたが、ミスに対して何も対策をしようとしないのは違うと気づき、行動を修正するようになりました。この仕事をスムーズに遂行するためには、言った、言わないにならないように、約束の仕方や考え方にきめ細やかさが必要ですし、段取りやタイムマネジメント能力も欠かせません。問題を解決するにあたり、いろいろな意見を聞いて、論理的に解決策を見出し、周囲に説明したうえで実行する。うまくいったときは、気持ちがいいものです。プレステージプランニングは、仕事のスキルだけでなく、人としても確実に大きく成長できる会社だと思います。大切なのは原状回復にいかに色を付けていくか原状回復工事は「反復」ですから、そこにいかに色づけができるかが重要です。同じマンションでも、入居年数もオーナーや管理会社の担当者の方の気質が異なります。クロスの張替や設備など、どこまで踏み込んでよいかを考え、入居後のことも考慮してロジックを組立てていくところは面白いですね。入居年数や号数と担当者の名前を見れば、この部屋はどのセオリーで、どのような話し方で進めていくべきかが、一瞬で頭に浮かぶんです。相手に合わせて話し方や説明の仕方などを変え、それがパズルのピースのようにはまる感覚があります。これも、トラブルや成功体験を無数に積み重ねてきた結果だと思います。指示待ちではなく、自ら考え行動できる人に業務が膨大だと表面的な指示になりがちですが、それをそのまま捉えて、指示されたことしかやらなかったら、いつまでたっても自ら動けません。行動に対して理由や目的を考えることで、より良い仕事ができると思います。この会社には、失敗してもいいから、やりたいことを挑戦させてくれる文化があります。新しいアクションに対して寛大なので、やる気が出ますね。もちろん、仕事ですから困難に直面することも多々ありますが、私たちがサポートするので、ぜひ、いっしょに成長していきましょう。